コミュニケーションの真髄を発見!
こんにちは。CURRENT・R 宮地 理津子です。
コミュニケーションにおいてとても大切なことをアボリジナル(オーストラリア先住民)の持つ神秘的な文明から発見しました!
<アボリジナル>
すでにご存じの方も多いと思いますがオーストラリア大陸で約5万年において彼らが持つ特有の文化を伝承しながら生き抜いている人たちです。ここには、ある意味、複雑な環境でもある現代に生きる私たちを豊かにしてくれるような驚くべき多くの知恵があります。
アボリジナルといっても約300〜500の部族があり、言語的な調査からは約30の系統に分類されるようです。
主な部族はアナング族で、ウルル(エアーズロック)近辺に先住しています。
現在はエアーズロックという名がウルルに変わっており、その雄大な光景は写真などで一度は目にされているのではないでしょうか。
アボリジナルの驚くべきコミュニケーション手法とは、彼らは「読む」「書く」などの文字がなく、すべてのコミュニケーションを音や絵によって行い、その多くの知恵や情報を何万年にもわたり共有してきたのです。
この地球でどのように豊かに生きていくかという壮大なテーマを独特のコミュニケーションで伝承してきました。また、彼らはすべての生き物とコミュニケーションをとることができるそうです。
その背景には彼らの文明には、すべてのものが大地と宇宙につながっており地球にある生き物にはすべてに精霊が宿っているという概念も持っているからだと感じました。
水には水の精霊、風には風の精霊、鳥には鳥の精霊・・
よって、他の生き物が伝えようとしていることを聴くことができるのだと思います。
私はセミナーで必ず参加者の方へ、「医療の現場において、一番大切なコミュニケーションスキルは「聴く」スキルですよ。」とお伝えしています。
アボリジナルの「聴く」スキルはスキルという枠を超越した能力でありますが、ここから私たちでも応用できる“コミュニケーションの真髄”を発見しましたので数回にわたりシェアしたいと思います。
相手の話をよく聴きたいと思ったときは、
まずは、最初に自分の心を落ち着かせるために呼吸に意識を向けて自分の呼吸を感じてください。
次に、頭の中での“おしゃべり”を一旦ストップする。
そして、相手から発信されている音に耳を傾ける。
この3つのステップを踏むだけで格段に相手の話をよく聴くことができます。
あなたが本来持っている「聴く」能力も同時に発見してみてくださいね!!