毎日5秒のルーティンで結果を創るチームに!
こんにちは、CURRENT・Rの原小百合です。
クリニックで結果を出すために「これだけは絶対!」というものを一つあげるなら
先生は何を選びますか?
いきなり、究極な質問になりました。
実は私も常々検証しています。
数多くのクリニックの組織づくりをお手伝いさせて頂く中、
トップ3%と言われるクリニックであっても、その時その時の
お悩みや課題はあります。
目標に対して進んでいこうとすると、そこには必ず新たな課題はつきものですよね。
大切なのは、その課題をどう解決していけるか?ということです。
その際に大きな違いとなるのが、チームで動けるのか? それとも院長先生お一人で
頑張っているのか? という点のようです。
言い換えると、課題を解決し、結果をつくれるクリニックは
「一人のカリスマ」や「一人のヒーロー」が状況を変えようとするのではなく、
「チームで動いて成果を最大化」しようとしています。
そういう背景を踏まえて、クリニックで結果を出すために「これだけは絶対!」があるとすると、
【院内のコミュニケーションを仕組み化している】という点が挙げられそうです。
一人のヒーローが全てを解決するのではなく、チーム全員が動けるようにするには
業務志向型のコミュニケーションが不可欠です。
もし、先生がアポイント帳が毎日のスケジュール帳と化していたら要注意!
知らない間に「スタッフとコミュニケーションするのはアポイントの入っていない時」に
なってしまっているかもしれません。
アポイントで一日のスケジュールが一杯
↓
コミュニケーションは後回し
↓
仕事のできる院長先生が一人で孤軍奮闘
↓
院内の空気が停滞する
↓
思わぬところでミスやトラブルが発生する
↓
ますます忙しくなる
という悪循環から抜け出せなくなってしまいます。
目指すのは、コミュニケーションを結果を出すための日々のタスクとして
日常業務に取り入れているということ。
といってもいきなり診療時間を変更してまでなかなかミーティングの設定は
ハードルが高いですね。
お勧めとしては、接触回数を稼ぐ方法です。
一世一代の名演説を狙うよりも、日常会話の5秒の積み重ねの方が浸透力があります。
各スタッフに必ず先生の方から声をかける、これを日々のタスクにしてみてはいかがでしょうか?
5秒間の声かけですので、すき間時間が使えます。
・タイムカードエリアで
・エレベーターで
・廊下で
・ランチの際に
先生からスタッフに声をかける。
特に朝の一言は重要です。
先生に挨拶の重要性を説くつもりはないのです。
意識のフォーカスは
「今日も院内のコミュニケーションがスムーズにいくように
朝からメンバーの動きをバックアップする」声かけ、です。
「おはよう!」の後に、
「順調?」とプラスの一言を付け加えて先生から交流を起こします。
【全員に1回5秒の声かけを毎日】
先生のコミュニケーションの仕組み化第一歩として試してみて下さい。
この接触回数があることで、「スタッフからなかなか報告が上がってこない」という
長年の硬直状態に風穴をあけることができますよ。