意外と気づかない目の動きの注意点
こんにちは。CURRENT・Rの山藤 裕子です。
桜が咲くこの季節は、近くに引越してきた患者さまが初診で来院されたり、新しいスタッフをクリニックに迎えたり、初対面の場面が多くなる時期です。
ここで振り返ってみると、表情は常に人から見られていますが、自分がどのような表情をしているのか、意外とわかっていないものですよね。
もちろん、笑顔にまさるものはありませんが、今回は笑顔とともに重要視される、
自分では意外と気づかない目の動きの注意点についてお伝えします。
「目は口ほどにものを言う」ということわざがあるように、たとえ笑顔でも目の動きひとつで、印象は変わります。
例えば、目が泳いでいたら、「自信がなさそう」「何か不安なことがありそう」「何を考えているのかわからない」といった印象になるでしょう。
クリニックにおいても、表情は患者さまを心よりお迎えしていることを伝える大切なメッセージです。
どのような点に注意が必要なのか、3つのポイントをお伝えします。
ポイント1:あまり相手の目をじっと見過ぎない
・相手の目を見てお話することは大切ですが、威圧的になったり、相手を緊張させてしまうため、時々目線を少しだけずらします。視線を相手の目に戻し、これを繰り返します
*この時、女性に対しては胸元、男性に対しては額のあたりをじっと見るのはタブーです
ポイント2:横を見る時、上を見る時、下を見る時などは、目だけを動かさない
・落ち着きがない、自信過剰、生意気という印象を持たれてしまいます。目だけを動かさないで頭と胸も一緒にその方向を見るようにすることがポイントです。
ポイント3:まばたきの回数を必要以上に多くしない
・「落ち着きがない」「嘘をついているのでは」という印象を与えてしまいます。
以上の3つのポイントを実践するだけで、院内のどの場面においても患者さまに安心して治療を受けていただけるような温かい・優しいメッセージが届きます。
トップ3%のクリニックでは、無意識に患者さまに不快な印象を与えていないか、笑顔はもちろんのこと、自分は人から見たらどのような表情をしているのか、日頃から鏡を見て練習し、常に意識しています!