成功するチームマネジメント 〜たった1フレーズでミスを減らすには〜
こんにちは。
CURRENT・R(株)の原 小百合です。
今日もクリニックの全メンバーが元気に活躍するチーム作りのヒントをお伝えしていきます。
先日とある企業のマネージャーさんから部下指導の件で相談を受けました。
「このことって、医療現場でも同じようなことが起こっているな〜」と頭の隅で思いながら相談に乗っていました。
最終的には、「なんだ!そんなシンプルなことだったんですね。でも自分では気づけませんでした。
早速やってみます。」と笑顔でお帰りになり、その後、
「効果てきめんでした!! ありがとうございます。」と報告を頂いて、良かったなと思っています。
私がそのマネージャーさんから受けた相談というのは、、
「私が担当すると、いつもチームにミスが起こるんです。しっかり指導してるつもりなんですけど、
このままの状況が続くと、いつか取返しのつかない事が起きないかと心配で・・・、何が良くないのでしょう?」
「ミスが減らない」という事実
話をよく聞くと、
マネージャーAさん(30代後半)は、若手の育成に励んでいるのですが、部下のミスが減らずに困っているとのこと。
どういう指導をしているのか具体的に伺うと、
「自分がいいと思ったようにやりなさい。後のことは私が責任とるから」と、ずいぶん兄貴肌なマネジメントです。
心意気としては格好良いのですが、現実は「ミスが減らない」という事実。
どうやら部下の仕事の力量とAさんの指導法がかみ合っていないことに原因がありそうです。
では、どういう指導をすればこのケースにはマッチするのでしょう?
ミスを経験することで、仕事における経験値を高めることはできます。
私もそうでした。
「痛い目に合って、次はもうしない」と戒める。
そうやって仕事を覚えました。
でもこれでは、「ミスを避ける」ことはできても「減らす」ことが難しいんです。
では「減らす」為には???
「ミスを減らす」方法
何をやれば望ましい結果になるかをちゃんと伝えることが必要です。
①これをやってはダメ
②これをやるとOK
の両方をセットで伝えること。
経験豊富な方は、「これをやるとOK」な仕事ぶりがあまりにも当然になっていて以外と口にして指導をしていないことがあります。
先生の場合はどうですか?
「今までも何度も言っているし・・・」
「あいさつが大切だなんて今さら言わなくても・・・」
と心の底で思っていることがあるかもしれません。
ここが実は盲点で、
先ほどのマネージャーAさんは度重なるミスの対応に追われてしまっていた訳です。
★今日のポイント★
経験の浅いスタッフには、
「やってはダメなこと」と「やってほしいこと」をセットにして伝える
もし、今更であったとしても是非取り組んで頂きたいな、と思います。
今日からのカンファレンスやミーティングでググッと実行力が増していきますよ!