あなたのチームは大丈夫? 5つの質問で無関心病を防ぐ!

こんにちは。CURRENT・R(株)の原 小百合です。

 

今日もクリニックの全メンバーが元気に活躍するチーム作りのヒントをお伝えしていきます。

 

寒い毎日が続いています。

今年は特に日ごとの寒暖の差が大きく、体調管理が求められますね。

 

特に医療機関にお勤めの皆さんは現場に穴を空けられないと気をつけているのではないでしょうか?

 

よく「病は気から」などといいます。

 

人は気持ちが落ち込んだり、沈んでしまうと健康を害してしまうことがあるということですね。

 

チームメンバーの一人一人の「気持ちの状態」が健康度合いに関係しているのですから、この「状態をマネジメントする」ことって大切です。

 

ですが、忙しい医療機関の現場においては患者さまの健康状態にはアンテナをたてていても、自分や他のスタッフのコンディションについては後回しになりがちという現状があります。

 

そこで今日は、スタッフメンバーがイキイキと働くためのリーダーさんの関わり方法の一つをご紹介したいと思います。

 

 

その方法はシンプル「チームメンバーのことにお互い関心を持つ」ということです。

 

もしお互いについて無関心で、あいさつもそこそこ。

交わされる会話も殺伐としていては、チームとして良い動きができないのは

想像できますよね。

 

これではチームに「無関心病」が広がってしまいます。

チームに広がった無関心病の空気は患者さまにも伝わって、なんだか通院の足も遠のいてしまいます。

 

 

そこで、【無関心病】を防ぐ5つの質問。

院長先生が少しだけこの質問を意識することで、チームメンバーの状態を格段にうまくマネジメントできます。

 

□ 各メンバーの好きなことを3つあげられますか?

 

□ 各メンバーが今、何を仕事で困っているか知っていますか?

 

□ 各メンバーの家族構成がわかりますか?

 

□ 各メンバーの将来の夢は何か知っていますか?

 

□ 各メンバーはどんな時に仕事に【やる気】がでますか?

 

 

いかがですか?

先生のチーム全員についてこの質問に答えてみて下さい。

 

以外と難しいのではないでしょうか?

 

 

チームメンバーがもう少し【やる気】を出してくれたらいいのに・・・

とは思っていても、なかなか「どんな時にやる気がでるの?」と尋ねているリーダーさんは少ないようです。

 

『忙しくて、そんなヒマは無い!』

 

という心の呟きがしたら、それは「スタッフの状態マネジメント」を放棄してしまっているサイン。

すでに無関心病の初期段階が始まっているかもしれません。

 

でも、大丈夫です。

なかなか直接スタッフに「どうなの?」と聞けなくても

スタッフ間の会話に耳をそばだてることはきっとできるはずです。

 

案外、休憩中の会話にスタッフの「今の状態」を知るヒントがたくさんあったりします。

 

患者さまの待合室での会話に患者さまを知る情報があるのととても似ています。

 

チームの要である先生のちょっとしたスタッフへの関心が医院全体の元気度を高めることにつながりますよ。