ビジョンの実現化には【小さく産んで大きく育てる】

こんにちは。CURRENT・Rの原小百合です。

このブログを読んで頂いている院長先生にはきっといろんなクリニックに対する想いがあると思います。

 

その想いを実現しようとすると、

もっとここが○○だったら・・・本当は○○したいのだが・・・

と理想と現実のギャップが目につくものです。

 

よく聞くお声が、

「本当は自費治療についてもっとスタッフが説明できるようになってほしい」

「ベテランとして頑張ってくれているんだけど、もっとリーダーとして自覚してほしい」

「組織図を作って、医院全体の動きを意識しながら働いてほしい」などなど。

 

どれも院長先生としては大切なことなのですが、実際のところはどうかというと

「なかなか踏み切るタイミングがなくて」

「その為にはもっともっとやらないといけないことがたくさんあって、今はまだ難しい」

と想いと現実の狭間を憂慮して、気がつけばかなりの時間が過ぎているケースが多いようです。

 

先生の場合はいかがですか?

 

あるある、という先生、【構想○年】で温め続けて、いつか花咲くのは格好良いのですが、そのパターンはクリニック運営の面では実はオススメできないんです。

 

何故なら、それではいつまでたっても今、目の前にいる患者さまに先生の想いを形にした医療サービスが提供できないから。

 

そこで、取り入れて頂きたいのが、

 

【小さく産んで大きく育てる=小さくアウトプット】パターンです。

 

こうなったらいい!という結果に向けて今日、今できることをやる。という目線に切り替えて頂きたいのです。

 

①先生の想いを今日、今のメンバーでできることに限定する

②言われた方が「これならできる」というサイズ感にする

 

ミーティングでのコメントでもベテランさんへの指示だしにも勉強会での指導においても同じです。

そして、報告をもらうのも小さなサイズ感のものを随時伝えてもらえるよにすると何か調整が必要な時も他の業務への悪影響を避けることができます。

 

 

くれぐれも、心に留めておきたいことは、

突然、ドカンとスタッフに求めるハードルを上げてはいけません。

温めてきた想いを突然一気にアットプット、これはNGです。

そんなにコミットできるのはきっと院長先生だけですから。

 

 

構想が大きくて、想いの熱い先生であればあるほどサイズ感を小さく、時間の尺度も短くして、アウトプットしていくと回り始めます。

 

「いつか!!」と思っていたビジョンが今この場で形になるのを実感できると先生のパフォーマンスもさらに高まりますね!

 

そのようなお声がこのブログを通してお聞きできると嬉しいです。